• 30
    7月

    夏のイベント

    夏のイベント   利尻も本格的な夏になり、毎日暑い日が続いています。島民の皆さんは、漁やお手伝いにと忙しく過ごしておられます。 病院では普段は季節感を感じることは少ないですが、夏らしい行事を企画し、開催できたのでお知らせします。   ⭐︎七夕まつり🎋 利尻では旧暦にあたる、8月7日に七夕をするのが一般的です。少し早いのですが、今年も7月25日に「七夕まつり」をしました。 入院患者さん4名が参加してくださり、七夕体操、ゲーム(宝引き)をして、みんなでおやつをいただきました。おやつは七夕まつりに参加しなかった患者さんにも食べていただきました。 病棟では笹飾りをしています 栄養科職員が作ってくれた水まんじゅう 見た目も味もさわやかで夏らしいおやつ、大好評でした   ⭐︎病院菜園🍅 病院玄関前の花壇の一部を使って、5月から野菜を育てています。 入院患者さんと一緒に苗を植えて、ぐんぐんと大きくなり、ミニトマトは少しずつ収穫もできています。 外来患者さんにも見てもらえているようで、声をかけてもらうことがあり、嬉しく思っています。[...]

  • 4
    7月

    院内感染研修会を終えて

    院内感染研修会を終えて   令和6年6月27日に院内感染研修会が行われました。 今回の研修会では、A群溶連菌感染症をテーマに、普段の業務上の感染対策の2点について講義していただきました。 一つに溶連菌といっても何種類もあり、A群溶連菌感染症とはどのような症状が現れるのか、対症療法や、薬の効果的など、様々な点について詳しく教えていただき、子どもがいる職員が多い中、今後の感染対策や感染した後の対応などに役立てていけたらと思っております。 また、コロナウイルス感染症が5類となったことで、日々の感染対策の甘さを痛感しました。 手指消毒のやり方、消毒液の必要量、マスクのつけ方。今まで行っていた感染対策の自分自身で緩くし、家族や友人に感染させるリスクを自分であげていたことを強く思わされる研修会だったと思います。 今回の研修会を経て自分ができる感染対策をしていき、コロナウイルス感染症が5類になったからといって油断することなく、ほかの感染症にもしっかり対策をして、家族・友人・職場への感染拡大を防いで今後も業務に励みたいと思いました。   記載:事務 柴田

  • 12
    4月

    第7回院内研修発表会に参加して

    令和6年3月26日に当院で第7回院内研修発表会が開催されました。この院内研修発表会は、各部署の現状と課題を職員のみならず、組合長、両町の議員の方々、社会福祉関係機関の方々と共有し、島全体の医療の質の向上、地域住民の方々から信頼される病院につなげること、さらに今後の医療、福祉、地域の連携を深めるために行われました。組合長はじめ、両町議員、両町の関係機関の方々に多数参加していただきました。 発表では、5名の演者が自身の部署や役割での取り組みと課題についてスライドを使用し10分ほどで発表を行いました。いずれの発表も、患者様へより良いケアを提供できるために取り組んでいること、安全安楽を守るための取組、病院運営をも考えられた新しい検査の導入についてや、医師や看護師が常に切磋琢磨しながら医療の質を維持またはアップデートできるよう取り組んでいること、島民の未来までを考えた病院運営、今後の病院のみならず他職種連携についての発表があり、非常に内容の濃い院内研修発表会となりました。今回の院内研修発表会は、利尻島の医療や福祉、介護のさらなる発展に繋がる実りあるものとなったと感じました。 看護師  千田  恵

  • 2
    4月

    看護補助者との協働のための研修

    タイトル:看護科研修 「看護補助者との協働のための研修」 2024年3月27日 当院看護科科長から看護師対象に、看護補助者と協働する看護業務の基本的な考え方についての講義がありました。24時間体制で行われるケアは看護師だけでは充足する事は難しく、日常生活上のケアにおいて看護補助者が担う業務に生活の多くを支えられています。患者の療養、診療が安全・安楽に行われるためには、看護職が自らの責務を常に念頭に置く必要があり、保助看法において、看護師の独占業務は「療養上の世話」と「診療の補助」となっています。看護補助者が行うケアは「看護の専門的判断」を行わず、標準化された手順に沿って実施できるものでなくてはなりません。そのため「的確でわかりやすい指示をする」「お互いの仕事を理解する」「声をかけあう」「確認しやすい、依頼されやすい、相談しやすい関係性を築く」「不安を感じる、危険である行為があった場合は、個人否定ではなく行為に対して注意・指導する」などが必要です。講義を聴講し、互いに思いやる心を大切にし、同じ目的のために協力して働くこと、「コラボレーション」「パートナーシップ」の気持ちを根底にもつことが大事であると学ぶことができました。   不破 深雪

  • 25
    3月

    最近のワクチンについて

    令和6年3月21日に村尾医師を講師に「最近のワクチンについて」という講義が行われました。 2020年頃よりCovid-19が確認され、パンデミックとなりました。ワクチン開発が進み、当初2社で製造されていたワクチンが、2023年より日本の会社でも作成・認可されていることを医療従事者ながら初めて知りました。 またここ最近では、小児ワクチンに新たな種類のものが認可され、接種回数が減っていくと思われるものや、インフルエンザワクチンに点鼻薬が登場することなど、日々研究・開発が進み、情報のアップデートや患者様への正しい情報提供をすることの必要性を改めて感じました。 メリット・デメリットや有効性等、情報の収集を行い患者様やそのご家族にとってベストな選択となるお手伝いができるよう日々研鑽に励みたいと思います。   記載:宗像

  • 23
    2月

    R5年度2月15日薬事・放射線・医療機器研修会

    令和6年 2月15日(木)薬剤部・放射線科・臨床工学科関する研修会がそれぞれの視点での講義が行われました。 薬剤科長の小西さんより「麻薬取扱手続きの実際」について “麻薬の定義”や病院内外での管理等いかに厳重に取り扱われているかを知りました。 放射線科佐藤さんより「被爆について」放射線防護の基本、被ばくによる障害等説明があり放射線について改めて認識できました。 臨床工学科長の工藤さんより「除細動器について」院内にある機器を実際に使用し、使用できるモードの操作方法と安全に使用するための注意点を知りました。 どの内容も患者さんに安心・安全に医療を提供する為には再認識・再確認が出来て有意義な研修会となりました。 記 斉藤        

  • 25
    12月

    褥瘡研修会

    褥瘡研修会 2023年12月19日、横井看護師を講師として褥瘡研修会が開催され、「入院中も退院後も使える褥瘡予防の最新知識とケアのポイント」というテーマの講義を聴講しました。 講義は、褥瘡発生のメカニズムから改めて考え、褥瘡リスクに応じたマットレスや物品の選び方、ケアの方法を学ぶ内容でした。ケアの方法の一つとして、簡易的な泡立て方法の実技もありました。また、マットレスやオムツなど当院が使用している物品の種類や特性を知り、どのような人に使用すべきか学ぶことができました。 さらに、入院中のみでなく退院後の支援については入院中にどのような支援を行ったのかを踏まえつつ、患者・家族の考えや想いを尊重し、在宅看護へ移行していくことが大切であることを学びました。 今回の研修では、患者個々の状態やADLから適した環境調整、ケアを行うことで褥瘡予防に繋がり、退院後も継続した看護が行えるよう支援体制を整えるだけでなく、患者・家族の意思尊重をしていくことが必要だということを考える良い機会になりました。 福士亜美

  • 11
    12月

    看護部伝達研修会

    2023年12月1日 不破看護師による「死にたい」といわれた時~対象者のアセスメントトケア、千田看護師による人生の最終段階の意思決定支援における看護師の役割を学ぶ という伝達研修会が行われました。   はじめは不破看護師からの発表とグループワークを行いました。非常に難しい問題の中、私たちの声掛け、傾聴、関わり方など、正しい答えや正解はありませんが、どのように向き合っていくのかを考えなければいけない研修となりました。またグループワークではお互いを褒めたりして楽しいグループワークになりました。   次に千田看護師の発表、グループワークを行いました。人生の最終段階の意思決定は、認知症などの症状があると最終決定を自分でできなくなり、そのためにどんな支援が必要だろうかと考えさせられる発表でした。症例を用いてグループワークを行いましたが、より良い最終決定を支援するために、私たちがどう行動すべきかについて沢山の意見が出ました。   2つの発表は人間の生死、最終の自己決定など難しい問題が多く出ましたが,私たちが常に考え、それをカンファレンスしてより良い看護、援助ができるようにすることが重要であると発表を聞いて思いました。今後も研修を通して多くを学びたいと思います。 看護部:宮﨑 尚子

  • 11
    12月

    クレーム研修対応・個人情報保護法に関するケーススタディ

    クレーム研修対応・個人情報保護法に関するケーススタディ 2023年11月27日 今回、難波看護師によるクレーム対応研修・高溝事務部長による個人情報保護法に関するケーススタディの講義を聴講しました。 クレーム対応では、患者満足度は期待値によって決まる。患者様は、『不満』『不安』『不便』に思っている色々なことを解決したいと思っているということを再確認しました。外来業務では特に多忙な時は、患者様の要望に必ずしも応えられないこともあります。けれども、『何気ない一言』『何気ない動作』が患者様の期待に応えていないことがあるということを常に意識しながら仕事をしなければならないと感じました。事例検討を通してクレームがあった場合は、初期対応が大切であり初期対応を間違えるとこじれてしまうこと、誠意を持って真摯に向き合い解決策や代替え案を提示すること、表情・挨拶・身だしなみ・言葉遣い・態度をいつでも誰にでも、病院スタッフが同じレベルで対応することが大切だと学びました。   個人情報保護法に関してのケーススタディでは、例題を元に個人情報保護方針について、皆さんで考えました。個人特定・行政対応・個人情報開示・口頭でのやりとり・家族対応・説明や確認を行う場所・患者の呼び出し・カルテ閲覧・損害賠償など9つのケースについて考えました。私自身が思っている以上に本人への同意が必要なことを認識しました。            水貝 衣織  

  • 24
    11月

    認知症ケア研修会

    認知症ケア研修会   2023年11月10日に岡田看護師を講師として認知症研修会が開催されました。 最初に岡田看護師による「認知症高齢者の思いをくみ取るコミュニケーション」の講義を聴講し、その後グループワークによる事例検討を行いました。 講義は、コミュニケーションをとる際のポイントや基本姿勢、加齢に伴うコミュニケーションへの影響を理解する内容でした。その中で、認知症高齢者が受け取りやすいコミュニケーションのボールを相手の立場になり投げ、ドッチボールになるのではなく、しっかりとキャッチボールをする事の大切さを学ぶことができました。 事例検討では①お風呂に入りたがらない患者②家に帰りますと言う患者➂トイレに行きたいと繰り返す患者の3事例を6グループに分かれ話し合いました。事例検討の前に自分達が患者、家族、看護師役になり「よくある関わり」のシナリオを演じました。そして、事例検討後にグループワークで話し合った患者の背景を考えた関わりの内容で再度演じました。どの事例も日常の看護で良く体験する状況でした。その事例の背景を考え、どのように関わると良いのかを皆で意見交換する事で色々な対応方法を学ぶ事が出来て看護の視点が広がりました。 今回の研修会は、患者役、家族役、看護師役の方々がそれぞれの役になりきって演じることで、よりその状況がわかりやすく、対応方法を検討しやすかったと感じました。今回学んだことを明日からの看護で実践していきたいと思います。 中嶋 貴子