- 2711月
病院全職員で医療安全研修を実施しました!
11月13日、患者様への安全を確保と、より良い医療が提供できるように、院内の全職員を対象として医療安全研修を実施しました。 当院は定期的に研修会を開催していて、今回は普段患者様と密に関わることが多い築紫看護師を講師に迎え「医療事故と危険予知トレーニング」をテーマとして、発生しやすい状況や遭遇することが多い場面を予知してグループごとに考えた対策を発表する形式で進めました。 院内では様々な事故が起こりやすい環境であり、普段から危険への感度を高め、この先に予想される事象の備えをすることで、いかに失敗確率を軽減させるかが重要とありました。 グループごとに与えられたイラストや写真からどんな危険が予想されるか、その対策と具体的な方法などを職員同士で話し合い発表する中で多職種からの専門的意見が活発に飛び交い、大変勉強になるよい機会であったと同時にいろいろな考え方を聞くことで気づきの重要性と知識や行動に不足があったことを痛感されられました。 今回の研修会で学んだことをスタッフ一人ひとりが実践し、より良い医療を島民の皆様に提供できるように病院スタッフ一丸となって頑張っていきます。 リハビリ科 桃澤
- 611月
職員募集! 看護師の「お試し勤務」制度について
当院では、看護師の「お試し勤務」制度があります。自然豊かな離島でワークライフバランスを重視した働き方を体験してみたい方は、気軽に当院まで連絡ください。 詳しくは、当院ホームページ(https://rishiri-hp.jp/recruit/)の「看護師の募集(会計年度任用職員)」をご覧ください。
- 3110月
褥瘡研修会を終えて
10月14日に、看護師・看護補助者を対象とした褥瘡研修会が開催されました。内容は、褥瘡発生のメカニズムと分類、褥瘡の予防策や治療方法についてでした。 研修の後半はグループワークを行い、実際の患者さんの事例を用いて今後考えられる皮膚トラブルやその対策を話し合いました。他のスタッフの意見を聞くことで、自分にはない視点に気がつくことができ様々な学びがありました。 褥瘡は数時間から1日で発生することもあると言われていますが、重症化すると治癒には長期間を要する場合も多くあります。そのため、褥瘡は予防が非常に大切であり患者さんに24時間関わりケアを行う看護師と看護補助者の役割は、とても大きいと改めて感じました。 当院では、褥瘡委員が中心となり褥瘡ハイリスク患者さんの計画立案や見直しを行ってくれています。患者さんの状態は日々変化するので、褥瘡委員以外のスタッフも褥瘡のリスクや対策の検討を行い、スタッフ間で情報共有やカンファレンスを行うことが大切だと思いました。今回の研修を今後の業務に活かしていきたいです。 病棟看護師 井上
- 2010月
小学生が病院見学に来ました
10月2日に鴛泊小学校の5年生が病院見学に来てくれました。 病院の役割や24時間365日、患者さんを診察し、利尻島民の安心と健康を支える病院であること、病院は医師や看護師だけではなく技師さんなどたくさんの人たちの活躍で病院が成り立っていることを学びました。 病院職員である妊婦さんのお腹をエコーでみたり、医療機器の値段を聞いて驚いたり、目をキラキラ輝かせた生徒さんの笑顔が印象的でした。 この貴重な経験を通じて、少しでも病院の仕事に興味を持ち、医療従事者を目指してもらえたらうれしいです。
- 289月
インターンシップに参加した学生より感想が届きました
8月に実施した医療体験に参加された島外の高校生2名、小学生1名から感想を頂きました。参加した小学生は、体験したことを夏休みの課題の成果として発表したと、うれしい報告もありましたので紹介します。 <高校生> 実際に救急車で運ばれてきた患者さんをみて、ドラマや漫画とは違う救えない命があるという現実を改めて感じました。それにより、人の命を預かるということの責任について深く考えるきっかけとなりました。利尻ではあまりないヘリ搬送も間近で見ることができて嬉しかったです。職業説明・体験では、職員の皆さんの説明がとても分かりやすく、すぐに理解することができました。体験も興味を惹くような内容のものばかりで面白かったです。今回のインターンシップでは、職員の皆さんが目の前の患者さんと真摯に向き合う姿を見ることができ、医療に携わることの尊さやかっこ良さを知りました。お忙しい中、貴重な体験をありがとうございました。 <高校生> お忙しい中、このような機会を下さりありがとうございました。インターンシップでは産後まもない子の対応や心肺停止の患者、入院されている患者さんを目にし、医療現場では「生きる」という言葉がどれだけ大きく重たいものなのか、よく実感されられたとともに、ヘリ搬送からエコー体験等、1日という短い日程ではありましたがとても貴重な経験を積ませていただいたことに、とても感謝の気持ちでいっぱいです。このインターンシップを通して、実際に目にし、体験したことを活かし将来に役立てていきたいと思います。本当にありがとうございました。 <小学生> 夏休みの課題の成果として発表しました。
- 289月
看護部勉強会「災害救急勉強会」に参加して
9月17日、「災害につよくなろう~トリアージ編~」と題して、災害救急の看護部勉強会が行われました。勉強会の講義を務めた大野看護師は、過去に勤務していた病院での災害救急に関する資格を取得しており、その知識を活かした内容となっていました。 トリアージとは、限られた医療資源のもとで一人でも多くの傷病者を救うために、治療および搬送の順位をつけることです。勉強会の中では、救急対応と災害対応の違いや、トリアージの方法について講義を受け、事例を元に実際にトリアージタグへの記載も行いました。実際に行ってみることで、複写の用紙に強い筆圧で書くこと、数秒で判断(トリアージ)することの難しさを体験することが出来ました。 利尻島で地震や津波などの災害が起こった場合、負傷者が運ばれてくるのは当院であり、対応するのは私達医療者です。起こって欲しくはないことではありますが、もしもの時に備えて災害対応について学び、訓練を行っておく必要があると実感しました。 勉強会には、当院事務部長と放射線科長、利尻町役場の保健師さん、沓形小学校の4年生1名も参加してくれました。これからも、院内外の方へも勉強会の案内をしていき、みんなで学ぶ機会が設けられたら良いなと思いました。 看護部 吉田
- 179月
実習・職場体験・インターンシップ募集中
当院では、実習・職業体験&職場体験・インターンシップの受け入れ、出前講座を行っています。興味のある方は、ぜひお気軽に当院までお問合せください! 旭川医科大学医学部看護学科2年生6名が地域実習で利尻に! 今年も旭川医科大学医学部看護学科の学生6名が、利尻島での地域実習に来てくれました。 訪問看護への同行や、入院患者様のケア見学、外来での救急対応体験など、病院での実習はもちろん、利尻町役場や利尻消防でも講義や見学を行いました。 さらに 、ウニ取り体験や博物館、観光地巡りを通して、利尻の自然や歴史にも触れ、島の魅力を満喫してもらいました。 実習を終えた学生さんたちからは、「島の医療の厳しさや、島だからこそ連携が重要であることなど、多くの学びがあった」「利尻の自然がとても素敵だった」といった感想が聞かれました。 ご協力いただいた患者様、各施設の皆様、本当にありがとうございました。 未来の医療従事者たちへ!インターンシップ・職場体験を実施 当院では、将来の医療従事者の確保を目的にインターンシップ・職場体験を行っています。 今年の夏休みには、島外の高校へ通っている島出身の高校生2名、沓形小学校の四年生1名が来てくれました。 当院の妊娠中の看護師のお腹をかりてエコー体験、医師のお話を聞く、CT・レントゲンの画像観察、顕微鏡での細胞観察、リハビリ体験、島外への救急搬送見学など、貴重な体験を通して医療の現場に触れてもらいました。 いつか彼らが医療従事者として、この利尻島に戻ってきてくれることを願っています。
- 179月
入退院支援勉強会②に参加して
9月5日に入退院支援勉強会の2回目が行われました。今回は「外来における在宅療養支援について」と「退院支援を開始しての進捗状況報告と今後の取り組みについて」の内容でした。今まで病棟経験の少ない私にとって、今回の勉強会はとても学びになりました。 当院は固定チームナーシングを採用しているので、その日の業務だけで終わるのではなく、今一度受け持ち看護師の役割が果たせているかの振り返りをしたいと思いました。 今回の勉強会では、講義を担当するスタッフが当院の現状を分析して資料を作成しながら、研修を受けて自らの知識を向上させて勉強会の準備をしていました。又、休みや夜勤明けで勉強会に参加したスタッフも多くいました。島民の医療、暮らしを守るため一生懸命なスタッフが当院には沢山います。看護師として、その人らしい暮らしができるよう多様な視点を持ち、自身としても看護師として求められる以上のことが少しでもできたら良いなと感じる勉強会でした。 看護部 篠田
- 29月
摂食嚥下研修会
8月7日、旭川医科大学医学部看護学科の山根由起子教授を招き、摂食嚥下ケアの基本と応用~誰もがおいしく安全に食べるために~をテーマにした研修会が開催されました。今回の研修会は看護師だけでなく、コメディカルや院外からケアマネージャー・介護施設職員の参加もありました。 研修会は、摂食嚥下の基礎知識から食事介助、嚥下評価、訓練の方法など、演習を交えた内容でした。とても興味深く、すぐに実践に生かすことのできるケアばかりで、学びの深いものとなりました。 利尻島では高齢化が進んでおり、摂食嚥下機能が低下している方も多くいます。今回学んだケアは、言語療法士等の専門職が不在の中で看護師としてできることも多くあり、必要性も高いと感じました。最期まで口から食べる楽しみを維持できるように、今回の学びを生かしていきたいと思います。 また、今回のように院外のコメディカルとも一緒に学ぶことで、在宅や後方施設とも連携し、継続した嚥下ケアや訓練が出来るようにしていきたいです。 訪問看護師 梅藤祐加
- 218月
たなばたレク ~短冊に願いをこめて~
8月1日に病棟デイルームでレクリエーションを行いました。 7月中から患者さんと一緒に少しずつ作っていた短冊を飾り、レクでは織姫チームと彦星チームにわかれて、スタッフが作ったカードを使ったゲームが行われました。 どちらのチームも相手に負けないようにと白熱したゲームとなり、なかなか勝負がつきませんでした! ゲームの後は当院管理栄養士お手製の七夕ゼリーを食べて、ゲームで乾いた喉を潤しました。 涼しげできれいな色のゼリーは、患者さんにとても好評でした! 看護部 斎藤