- 118月
お茶会をしました!
国保菜園の野菜の成長も順調で、天気の良い日に入院患者さんと収穫を行っています。 シソ、トマト、きゅうり、ピーマンの収穫が出来ています。 いちごは虫に食べられていましたが、1つ摘むことができました。今は虫がつかないようにカップで保護しています。 7月末、管理栄養士の木幡さんがお茶会のためにシソとピーマンの天ぷらを作ってくれ、レクリエーションで試食会をしました。 患者さん6名と家族さんと試食をし、皆さん「おいしい、おいしい」と箸がすすんでいました。 ピーマンの収穫は1つだったので貴重で、食べれた方はラッキーでした。 途中で歌を歌いだす方もいて、みんなで手拍子し楽しい時間を過ごされました。 立派なシソがたくさんできています。 サクサクの天ぷらをみんなで食べました。 他の野菜たちの収穫が楽しみです! 看護部 鈴木さくら
- 118月
院内感染対策研修会を終えて
7月24日に開催された「院内感染対策研修会」に参加しました。この研修では、福井医師による「百日咳」についての勉強会が行われました。 百日咳は今年に入って急増しており、この半年で昨年1年間の約8倍の感染者数であるといわれています。また、百日咳は15歳以下の小児に多いイメージだったのですが、現在は20~40代の成人にも感染が拡がっているということに驚きました。その他にも月齢に応じた小児に対する治療法や百日咳の早期診断の重要性、感染源の確認と対策を行っていくことが大切であると学びました。 利尻島では旅行客が増えてきており、全国各地から島内へ様々な人が来られています。人との接触機会が増えることで、感染のリスクも相対的に高まる可能性が考えられます。当院には小児から高齢者まで、幅広い年齢層の患者様が来院されます。そのため今後も感染対策を徹底し、安心して受診していただけるよう日々の業務に取り組んでいきたいです。また、本研修を通じて得た知識を今後の業務に活かしていきたいと思います。 病棟看護師 戸髙 弥久乃
- 48月
エンゼルケア勉強会を行いました
7月18日に田中和子看護師による「エンゼルケア勉強会」が行われました。 今回の研修では、「最近の葬儀の形態と流れ」「死後の身体変化」「エンゼルケアの流れ」「セーフティセットプラス(死後処置用のセット)の使用方法」「グリーフケア」について学びました。田中看護師は外部の納棺師による研修を受けた経験があり、その技術や知識を交えた内容でした。 私たちは、亡くなった直後の患者さんと関わることが多いですが、葬儀の場面でどのようにお体が変化するのかは、なかなか知る機会がありません。今回、納棺師の技術に触れることができたのは、貴重な学びでした。利尻島には納棺師や湯灌・死化粧の専門職がいません。そのため、病院でのエンゼルケアでは、看護師が重要な役割を担っています。今回の研修で初めて知ることも多く、今後の実践に生かせる学びがたくさんありました。 ご家族の思いやグリーフケアにも心を配りながら、今後も看護部全体で、より良いエンゼルケアに取り組んでいきたいと思いました。 看護師 岡田
- 167月
入退院支援勉強会①を終えて
2025年6月20日(金)に難波看護副科長による(1)介護認定・介護区分、介護サービスについての研修、(2)岡田看護師による入退院支援(支援を開始するにあたっての取り決めなど)の説明、(3)覚正看護師による今後の病棟レクレーションについての説明が看護師・看護助手に向けに行われました。 (1) について、介護保険制度の基本、利尻町(利尻島)の現状を踏まえての施設やサービスの説明が行われました。「島で最期を迎えたいけど施設に入れず、島外に行かなければならない」「入退院の繰り返し」「施設待ち(長期入院)」など様々な地域の課題があります。今後在宅での療養が増加してくることが考えられ、入退院の支援の必要性、その際に活用できるサービスを学ぶことが出来ました。 (2)については、(1)を踏まえ、当院での「入退院支援」の充実を図るための、取り決めの説明がありました。病状説明・治療方針の掲示、患者・家族との話し合い、入退院支援の対象者の話し合いやチームでの情報共有などの方法や追加された点、意思確認シート、退院プロセスシート、看護カルテの掲示板活用の説明を受けました。今まで退院支援が必要とされる場面で、支援状況を把握するのが難しいと感じる場面があり、その状況を改善するためにチーム全体で支援が行えるよう情報共有が必要だと実感しています。今後、電子カルテの掲示板を活用しチーム全体で情報共有を行うこと、話し合いの時間を増やすことは、地域の課題に向き合い、対応していくために必要な取り組みだと感じました。入退院支援により患者さんが安心して入院生活を送り、退院後も住み慣れた場所で自分らしい生活を送れるようチームメンバーの一員として真摯に取り組んでいきます。 (3)高齢者委員会の取り組みとして、今年度は高齢者の日中の活動をより一層促して行くため、平日は毎日、病棟看護師、看護助手、外来看護師で病棟レクレーションに取り組んでいくことになりました。入院中は長時間ベッド上で過ごす患者さんも少なくありません。レクレーションを行うと表情が和らぐ患者さんもおり、行うメリットが大きいと感じています。取り組みが充実するよう、自発的に協力していきます。 私自身、利尻島という特有の地域医療に関わり約4カ月程度ですが、島の魅力に日々心を動かされています。しかしそれと同時に、医療・介護などの様々な課題を肌で感じています。この課題に向き合い、チームの一員として取り組んでいき、少しでも地域の方々のお力になれるよう努めます。 看護部 佐々木
- 37月
国保菜園始めました!!
当院では去年から駐車場の一角にあった花畑を菜園にし、園芸療法を行っています。 園芸療法は、身体面では運動能力や体力の維持増進に効果が期待出来たり、精神面では満足感や達成感、気分転換やストレス発散、思考力や想像力の向上、記憶力の改善などの効果が期待できると言われています。 通院患者さんや入院患者さんと四季を感じながら、利尻では自宅で畑をしている方も多いのでアドバイスを頂きながら、患者さんとスタッフ皆で野菜たちの成長を見守っています。 ~ 苗植えの様子 ~ まずは耕して 去年4種類だった野菜も今年は種類を増やし、10種類の野菜の苗を植えました。 風の強い日だったので、医師、看護師、事務スタッフのみで苗植えをしました。 ~ 水やり、草抜きの様子 ~ 入院患者さんとはレクリエーションとして天気のいい日に水やりや草抜き、間引きをしたりと野菜の発育状況を見に行ったりしています。 ~ 野菜のプレート作りの様子 ~ 先日、入院患者さんが野菜のプレートを作ってくれました。 完成品はこちらです。[...]
- 205月
札幌市立大学看護コンソーシアムへの参加について
当院は、札幌市立大学看護コンソーシアムへ参加し、看護師のキャリア支援をおこなっています。 詳しくはこちら
- 135月
第8回院内研修発表会を終えて
3月27日に開催した「第8回院内研修発表会」に参加しました。この研修発表会は毎年開催しており、利尻町や利尻富士町から関係者をお招きし1年間の委員会活動や各部署の行っている活動などのまとめを発表する場であります。今回は放射線科の石垣放射線科長、栄養科木幡管理栄養士、看護部の岡田看護師、事務の高溝事務部長が発表してくださいました。 石垣放射線科長の‘AIを利用した画像診断補助‘についての発表では離島という医療資源が少ない環境でも早期発見、早期診断に役立ち患者様に安心安全な医療を提供する手助けができ人工知能技術による医療の発展に期待が高まりました。 木幡管理栄養士は‘‘組織に貢献できる栄養科へ-土台作り-‘‘というテーマで近年の物価上昇に伴う栄養科で行っているコスト削減の取り組みやシステムの改善、島内各施設の栄養士との連携について活動したことを発表してくれました。退屈な入院生活で唯一の楽しみとなるのが食事です。いつも季節の行事に合わせて食事の彩を工夫したり、利尻町マスコットキャラクターの絵と一言を添えて提供してくれる時もあります。その裏でコスト削減やシステムの改善、島内療養施設との連携も行っており、日々の忙しい業務の中でも様々な活動をしていることに尊敬の念を抱きました。 岡田看護師は‘‘高齢者ケア委員会の活動‘‘について発表をしてくださいました。島内でも高齢化が進み、認知症患者も増加の一途をたどるなか入院中でも‘その人らしく過ごせるよう支援すること‘を目標に高齢者ケア委員会は活動しています。その中でも日々のレクリエーションとして園芸療法を行っている記録がすごく感銘を受けました。病院の花壇で患者さんと一緒に野菜を育てて収穫し、その野菜を栄養科に調理してもらい育てた食材の味わいを楽しんでおり、写真からも生き生きとした患者さんの姿が伝わってきました。利尻の高齢者は夏に趣味で畑仕事をしている方が多く園芸療法がすごく合っていると思いました。スタッフも一緒に楽しんでケアしておりコミュニケーションを図る上でも良い活動だと感じました。 高溝事務部長からは‘‘病院経営改善と利尻島の医療資源の効率化‘‘と題して、当院の経営の厳しい現状の中で利尻島の医療機関を絶やさないためにはどうしたらよいかという内容の発表がありました。病院が継続していくためには人材の確保が欠かせません。新卒者を育てる環境の整備や奨学金制度の見直し等を含め、一度利尻島から出た人が戻って来て当院で働きたいと思える仕組み作りが必要であるというお話は、当院にとって非常に大切なことだと思いました。 院内研修発表会のどの演目も感銘を受けることが多く楽しく拝聴することができました。発表者の皆様お疲れ様でした。 病棟看護師 田中
- 234月
令和6年度 患者満足度調査結果の公表について
当院で実施しました患者満足度調査の結果を公表します。 調査結果は、こちら となります。
- 174月
令和6年度 看護補助者との協働のための研修に参加して
当院では看護師と看護補助者(介護士)が協働し患者様の看護、介護を行っています。 入院中の患者さまは医療処置や薬剤投与を必要とする方も多くおり、全ての看護補助者が不安なく業務に従事できるよう看護師が適切な指示を行っています。また、指示だけでなく患者さまのケアについてコミュニケーションを密にとるように、お互いが心掛けています。 この勉強会を通して病院内でのルールや権限の明確化を再確認することができました。これからも統一した安全なケアを提供できるよう、看護補助者との協働を継続したいと思います。 看護部 矢部沙織
- 143月
医療機器・医療ガス研修会
3月4日に、医師・看護師を対象に工藤臨床工学技士による研修会が行われました。 はじめに、医療ガスについての研修がありました。医療ガスボンベの入っているガスの種類や色の違い、接続の方法等学ぶ事が出来ました。普段病棟で使用している酸素ボンベや、私にはあまりなじみのないボンベもありました。酸素ボンベの流量計接続については、取り外しや接続方法の説明を受けながら実施している所を見ることができ、経験したことのない私も理解することができました。また、ボンベの置き方1つ、接続の金具が壊れているだけで大きな事故に繋がる可能性があることを改めて知ることができました。酸素ボンベや接続部の取り扱いに今まで以上に注意していく必要があると感じました。 医療機器についての研修ではPCAポンプの使用方法についての内容でした。私は初めて触る機器だったこともあり、とても勉強になりました。シリンジポンプと構造は似ていますが、設定などの違いがあり、使用方法についても資料などで分かりやすく解説していただきました。まだまだ知識としては浅いですが、理解することができました。今後のためにも自己学習し、より理解を深めていきたいと思います。 看護部:野田 彩名