- 2512月
褥瘡研修会
褥瘡研修会 2023年12月19日、横井看護師を講師として褥瘡研修会が開催され、「入院中も退院後も使える褥瘡予防の最新知識とケアのポイント」というテーマの講義を聴講しました。 講義は、褥瘡発生のメカニズムから改めて考え、褥瘡リスクに応じたマットレスや物品の選び方、ケアの方法を学ぶ内容でした。ケアの方法の一つとして、簡易的な泡立て方法の実技もありました。また、マットレスやオムツなど当院が使用している物品の種類や特性を知り、どのような人に使用すべきか学ぶことができました。 さらに、入院中のみでなく退院後の支援については入院中にどのような支援を行ったのかを踏まえつつ、患者・家族の考えや想いを尊重し、在宅看護へ移行していくことが大切であることを学びました。 今回の研修では、患者個々の状態やADLから適した環境調整、ケアを行うことで褥瘡予防に繋がり、退院後も継続した看護が行えるよう支援体制を整えるだけでなく、患者・家族の意思尊重をしていくことが必要だということを考える良い機会になりました。 福士亜美
- 1112月
看護部伝達研修会
2023年12月1日 不破看護師による「死にたい」といわれた時~対象者のアセスメントトケア、千田看護師による人生の最終段階の意思決定支援における看護師の役割を学ぶ という伝達研修会が行われました。 はじめは不破看護師からの発表とグループワークを行いました。非常に難しい問題の中、私たちの声掛け、傾聴、関わり方など、正しい答えや正解はありませんが、どのように向き合っていくのかを考えなければいけない研修となりました。またグループワークではお互いを褒めたりして楽しいグループワークになりました。 次に千田看護師の発表、グループワークを行いました。人生の最終段階の意思決定は、認知症などの症状があると最終決定を自分でできなくなり、そのためにどんな支援が必要だろうかと考えさせられる発表でした。症例を用いてグループワークを行いましたが、より良い最終決定を支援するために、私たちがどう行動すべきかについて沢山の意見が出ました。 2つの発表は人間の生死、最終の自己決定など難しい問題が多く出ましたが,私たちが常に考え、それをカンファレンスしてより良い看護、援助ができるようにすることが重要であると発表を聞いて思いました。今後も研修を通して多くを学びたいと思います。 看護部:宮﨑 尚子
- 1112月
クレーム研修対応・個人情報保護法に関するケーススタディ
クレーム研修対応・個人情報保護法に関するケーススタディ 2023年11月27日 今回、難波看護師によるクレーム対応研修・高溝事務部長による個人情報保護法に関するケーススタディの講義を聴講しました。 クレーム対応では、患者満足度は期待値によって決まる。患者様は、『不満』『不安』『不便』に思っている色々なことを解決したいと思っているということを再確認しました。外来業務では特に多忙な時は、患者様の要望に必ずしも応えられないこともあります。けれども、『何気ない一言』『何気ない動作』が患者様の期待に応えていないことがあるということを常に意識しながら仕事をしなければならないと感じました。事例検討を通してクレームがあった場合は、初期対応が大切であり初期対応を間違えるとこじれてしまうこと、誠意を持って真摯に向き合い解決策や代替え案を提示すること、表情・挨拶・身だしなみ・言葉遣い・態度をいつでも誰にでも、病院スタッフが同じレベルで対応することが大切だと学びました。 個人情報保護法に関してのケーススタディでは、例題を元に個人情報保護方針について、皆さんで考えました。個人特定・行政対応・個人情報開示・口頭でのやりとり・家族対応・説明や確認を行う場所・患者の呼び出し・カルテ閲覧・損害賠償など9つのケースについて考えました。私自身が思っている以上に本人への同意が必要なことを認識しました。 水貝 衣織
- 2411月
認知症ケア研修会
認知症ケア研修会 2023年11月10日に岡田看護師を講師として認知症研修会が開催されました。 最初に岡田看護師による「認知症高齢者の思いをくみ取るコミュニケーション」の講義を聴講し、その後グループワークによる事例検討を行いました。 講義は、コミュニケーションをとる際のポイントや基本姿勢、加齢に伴うコミュニケーションへの影響を理解する内容でした。その中で、認知症高齢者が受け取りやすいコミュニケーションのボールを相手の立場になり投げ、ドッチボールになるのではなく、しっかりとキャッチボールをする事の大切さを学ぶことができました。 事例検討では①お風呂に入りたがらない患者②家に帰りますと言う患者➂トイレに行きたいと繰り返す患者の3事例を6グループに分かれ話し合いました。事例検討の前に自分達が患者、家族、看護師役になり「よくある関わり」のシナリオを演じました。そして、事例検討後にグループワークで話し合った患者の背景を考えた関わりの内容で再度演じました。どの事例も日常の看護で良く体験する状況でした。その事例の背景を考え、どのように関わると良いのかを皆で意見交換する事で色々な対応方法を学ぶ事が出来て看護の視点が広がりました。 今回の研修会は、患者役、家族役、看護師役の方々がそれぞれの役になりきって演じることで、よりその状況がわかりやすく、対応方法を検討しやすかったと感じました。今回学んだことを明日からの看護で実践していきたいと思います。 中嶋 貴子
- 1511月
「鈴木看護師の勉強会第3弾に参加して」
「鈴木看護師の勉強会第3弾に参加して」 2023年11月14日 恒例となった鈴木看護師の勉強会が11月9日に開催されました。ブログアップが遅くなりすいません。 看護師対象の勉強会で参加は自由でしたが、当日沢山の看護師が参加してくれました。 今回は「フィジカルアセスメント」の勉強会でした。フィジカルアセスメントとは、問診・視診・聴診・打診・聴診を通して、患者さんの全身状態を評価する事、患者さんがどのような状態なのか理解し、適切な処置を考える作業の事を言います。看護師は患者さんに必要な看護ケアは何か探るためにフィジカルアセスメントを行います。 今回の勉強会は呼吸に関して詳しく講義をしてくれました。フィジカルアセスメントの基本「見て 聴いて 叩いて 触って 感じる」を再認識するとともに、基本は大切だと感じました。異常な呼吸音を音声で流し聞かせてくれたりなどとても分かりやすい講義で充実した時間でした。 鈴木看護師お疲れ様でした、次回も楽しみにしています 看護師 難波 敦子
- 219月
感染対策研修会
ESBL産生菌対策 2023年9月13日(水) 今回の研修は、市立稚内病院より感染担当看護師の方にお越しいただき、ESBL産生菌対応についての講義をしていただきました。ESBL産生菌についての基礎知識、標準予防策と接触予防対策、感染経路の遮断方法等、具体的な対策についてお話いただき、感染対策に必須である、PPEの着脱について実践していただきました。ESBL産生菌は下痢便の管理が難しく入院患者の病室やベッドの配置に注意を要することが必要であり、一番は個室が望ましいが、病床確保が難しい場合にはコホート、それでも難しければカーテン隔離やベッドの位置の工夫をすること、おむつ交換時の注意点、入浴の順番についてなど、具体的にお話していただきました。また、デイルームでの食事や、どうしても専用化しきれない器具、機械などの対策についても教えていただきました。会場からは、リネン交換時にPPEをつけたほうがよいか、ユニフォームに菌がつく可能性はあるのか、リネン交換が終わったあとのリネンの処理のしかたについて質問があり、それぞれ回答していただきました。最後に薬剤師によるPPEの装着を体験し、講義を終了しました。今回の講義で通常便から検出される菌が肺から検出されることもある、というのを聞いて、手指衛生の重要性を再認識しました。また、個室隔離が理想ではあるが、病床確保が難しい場合の対策も入院病棟では起こっている問題なので、具体策がわかってよかったと思います。 水谷 牧子
- 89月
義歯取り扱い・お手入れについての研修会を受けて
義歯取り扱い・お手入れについての研修会を受けて 2023年9月1日に利尻町役場 保健課 滝沢ケアマネジャーより義歯についての研修会が行われました。義歯の種類、装着・外すときの注意点、洗浄方法など義歯に関する基礎的なことからあまり知られてないことまで学ぶことが出来ました。私が驚いたことは義歯には保険適用の物と適用外の物があることで、保険適応外の義歯は費用が15万~16万円程度かかるため取り扱いにはさらに注意しなければならないことに驚きました。また歯科医院ではポリグリップなどの義歯安定剤を推奨しておらず義歯が合わない場合は歯科受診を進めることも大事だと学びました。今回の研修会では質疑応答も積極的に行われており義歯に関して普段疑問に思っていることが解消され有意義な研修会でした。 記.田中和子
- 248月
「院内医療安全研修会」を受けて
「院内医療安全研修会」を受けて 2023年8月22日、院内全部署を対象に院内医療安全研修会が築紫看護師より行われました。 まず「インシデント・アクシデントレポートの重要性」に関して築紫看護師よりレジュメを用いて説明されました。そこでは「レポートの目的」や「レポート記入時に特に注意する点」等の説明が行われました。次に各部署毎6人程度に分かれ、実際のインシデントレポートを見てグループワークを行いました。そのグループワークでは前述の「レポート記入時に特に注意する点」を参考に、①どの部分が不適切か。②どのような情報を追加するべきか。➂どのような対策が必要か等を話合いました。最後に解答としての資料が配布され、それぞれのグループワークで出た意見と比較することが出来ました。 それぞれの部署毎のインシデント・アクシデントレポートを数人で話合う事で、様々な視点から意見を出し学ぶ機会を得られました。そして解答としての資料から、自分達の話合いと比較して更に多角的な視点から一つの事例と向き合うことが出来ました。 今回の事例を通して、正しくインシデント・アクシデントレポートを書くことで「同様の事故を起こさない」「重大な事故を未然に防ぐ」為のレポートの書き方を学ぶ事ができました。 病棟看護師 後閑
- 148月
七夕まつり🎋
七夕まつり🎋 8/3、入院患者様対象に七夕レクを行いました。 北海道では七夕は7/7ではなく8月に行いますが、理由は旧暦と新暦の違いだそうです。 北海道でも旧暦の7月に七夕を行う地域はありますが、当院のある道北は8月に行われています。 レク内容は七夕体操、天の川の戦い(ゲーム)、短冊にそれぞれ願いを書き笹への飾り付け、おやつにアイスを食べるなど盛りだくさん! 短冊へはそれぞれの思いや願いが込められており、現在の入院生活や今後の事についての思い、今感じている事が綴られていました。 最後はアイスも食べ「美味しかったね!」「楽しかったね!」と皆さん表情良く過ごされていました。ご協力いただいたスタッフの皆さんありがとうございました。次回も少しでも入院生活のストレスから解放され季節が感じられる行事ができたらなと思います。
- 76月
~利尻中学校3年生 総合「進路学習・社会人講話」~
6月2日に利尻中学校3年生の総合「進路学習・社会人講話」が行われ、当院から看護師2名、診療放射線技師が講師として参加しました。 利尻中学校3年生は、みんな真剣に話を聞いてくれていました。 医療系の仕事に興味を持ち、数年後に私たちの仲間になってくれる子供たちがいたら嬉しいなと思いながら話をさせていただきました。 中学校3年生は悩みも多く色々と大変な時期でもあると思います。そのような状況でも、楽しくて有意義な中学校生活を過ごし、良い思い出をたくさん作って欲しいなと思いました。 がんばれ!!利尻中3年生!!