• 6
    3月

    2023年3月6日 リラクゼーション

    2023年3月6日、不破看護師によるリラクゼーション研修会に参加させて頂きました。内容は、リラクゼーション・タッチングに関する講義、グループワーク、グループ発表の3つで構成されていました。看護師だけでなく他職種の方も参加されていてBGMもあり、和やかな雰囲気の研修会でした。 講義では、不安や苦痛といったストレスが「触れること」により緩和され、ほんの少しのかかわりでも患者さんを癒すことができること、そしてそれは自身でストレス対処行動をとることができない患者さんにとって、大きな意味があることを学びました。 グループワークでは「触れること」について、どんな時に快か不快か?などを話し合いました。患者さんの立場になって考えた意見や、自分ならどう感じるかなど、様々な意見が聞かれました。印象的だったのは「相手との信頼関係、距離間によって感じ方が異なる」「ぬくもりを感じられることが大切」という意見や「コロナ渦で触れ合いが不足し求めている人、逆に距離を置きたい人がいる」という意見でした。 日頃の何気ない会話やさりげない触れ合いが、時に相手を癒すこともある。不快にさせることもある…。当たり前のようですが、掘り下げていくと色々と考えることができました。仕事にも日常にも、様々な場面で活かせると良いなと思います。ありがとうございました!                                      外来看護師 築紫

  • 3
    3月

    看護部伝達講習会 在宅療養支援について

     難波看護師の伝達講習『在宅療養支援について』を聴講しての学び、感想を報告します。 在宅療養へと移行される患者様が当院にも多数いられる中、自分としては漠然と家族の介護力や社会サービス導入を整え生活が安定できればと捉えていましたが、そこに至るまでに外来通院患者様への在宅療養支援として細かな段階を踏み、病状管理および医療処置への支援、治療継続支援、意思決定支援、在宅サービス利用支援等と様々な支援が必要であるということを認識することが出来ました。また、支援にあたって患者様やその家族との信頼関係の構築を行い、ニーズの把握に努めることで、対象が望む在宅療養に繋がると感じました。 この学びは入院患者様の在宅療養支援に通じる部分があり、今後の業務に活かしていきたいと思います。 看護師 築紫大樹

  • 2
    3月

    透析療法従事研修会レポート

    R5.2.16に透析療法従事者研修会が開催されました。 日本国内では透析患者さんのうち年間34000人の方が亡くなっています。透析導入理由で多いのが糖尿病腎症と腎硬化症です。腎機能は不可逆的な臓器であり主疾患による合併でのAKIを除くと根治そのものが難しくCKDに至ることが多いです。腎機能維持が困難になれば生体間腎移植または透析での治療が行われる事になります。 透析には大きく2種類あり、シャント増設や一時的なブラッドカテーテル挿入などによる血液透析と腹部にカテーテル留置して行う腹膜透析とがあります。腹膜透析は透析患者さんの3%に該当します。そのため多くは血液透析を利用することになります。血液透析は脱血でダイアライザーによる中空糸膜での分子間移動を利用して腎機能の代替を担っています。また血液透析には拡散目的のHDと拡散ろ過を行うHDF、間欠的なインターバルを置くIHDF、持続的に行うCHDF、水分のみを除去するECUM、血漿交換目的のPEなど多岐にわたる種類があります。多くが病院やクリニックにて行われていますが、在宅でも実施可能でありますが、メリットもデメリットもあります。 透析利用者さんは、健康状態はもちろん生活状況も観察していく必要があります。DW設定を基にある程度体重コントロールしますが、生活歴が変われば自ずとDW設定も変わっていくため現在のADLなども考慮して介入する必要があります。また透析患者さんは水分コントロールされていることもあり便秘になることが多い為、便秘予防が必要となります。あとはシャント増設部の感染リスクもある為、清潔に保つことも指導していく必要があります。 研修会は医師も含めて参加者多数であり、皆一様に真剣に耳を傾けていました。今後は、日曜日以外透析が開始になる為、一層知識を共有していく必要があると感じました。 看護部 大野裕也

  • 16
    2月

    薬事・放射線研修会に参加して

    R5・2/9 薬事・放射線の必須研修会が行われました。 薬事研修は、当日、飛行機が欠航してしまいエーザイ株式会社が来島出来なかったため、オンラインにてMRさんより、せん妄と不眠について講習が行われました。 せん妄の3因子は、準備因子、直接因子、促進因子です。せん妄を火に例えると、準備因子⇒薪、直接因子⇒ライター、促進因子⇒油となります。せん妄の火を燃え上がることを防ぐために、促進因子の低減について説明すると、日頃の環境で使用している物を取り入れたり、本人の生活背景や習慣を取り入れるなど、環境整備が重要と学びました。   放射線研修は、石垣放射線技師より、「正しい放射線防護していますか?」の題材にて被曝について学びました。 放射線の距離や線量について選択問題の提出から解説の展開があり、理解しやすい内容でした。 普段使用しているプロテクターも3タイプ、それぞれに意味があり、普段何気なく使用している事が多く、業務内容に合わせて選択することが大切と考えることができました。 直接線についても説明があり、介助の立ち位置や場所の離れ方の説明もあり、日頃から意識しながら業務にあたる必要があると感じました。 防護には距離・時間・遮閉3点に絞った説明もとても理解しやすい内容でした。   せん妄については、当院では通院・入院ともに高齢者も多く、特に入院では環境の変化によりせん妄を起こすこともあり、3因子が関わっている事と、環境整備により促進因子の遅延や予防対策につなげる事が大切と感じました。 放射線については、放射線防護の知識の浅さも実感し、防護について再確認できました。 今回の研修は、日々、直面する場面が多い内容のため、研修で学んだ内容を意識、再認識する良い機会となりました。 看護師 川口

  • 16
    1月

    クリスマス会🎄

    12月20日に病棟でクリスマス会をしました。 今年は島内でコロナが流行っていたこともあり、患者さまに集まって頂くのではなく、スタッフが病室を回る形式にしました。 クリスマススイーツを頂き、音楽を聴き、サンタクロースからクリスマスカードとプレゼントが贈られました。 サンタクロースに会った患者さまは、「うそー!夢みたい!」と驚かれる方や、涙して喜ばれる方もいました。栄養科スタッフのウクレレ演奏も優しい音で好評でした。 入院生活の中で、少しでも楽しく過ごせる時を作ることができて嬉しかったです。 高齢者ケア委員会では、今後も季節のイベントを考えています。

  • 28
    12月

    2022.12.15 院内感染対策研修会に参加して

    今回の研修は、感染対策について、基本となる対策・予防策を大正製薬株式会社協力のもと、オンラインで行われました。 まず予防策として「標準予防策」および「感染経路別予防策」を実践することとありました。「標準予防策」として感染の有無とは関わりなく手指衛生や咳エチケット、マスクや手袋といった個人防護具の使用など、感染リスクを予防する対応を学びました。そのうえで「標準予防策」に追加して行う「感染経路別予防策」についても学びました。接触感染・飛沫感染・空気感染それぞれの予防策を「標準予防策」に加えて行う対策が必要であると学びました。 そのうえで最も重要な感染対策は手指衛生であるとされ、手洗いの重要性、アルコール手指消毒の効果など、分かり易い楽しい動画を介して学ばせて頂きました。 コロナウィルスの流行により、普段から手洗いや手指消毒は日常的に行われていることではありますが、改めて「徹底」することと「やり方(手洗いのやり方・消毒のやり方)」をきちんと行うことが重要だと思いました。 事務部 後藤

  • 1
    12月

    2022年11月14日 看護部必須研修「認知症研修会 せん妄について」

    千田看護副科長と岡田看護師を講師として行われました。 当院では特に高齢で、認知症のある患者さんの看護に携わる場面も多くなってきました。対応に困るせん妄症状に対し今回の研修ではアセスメントに必要な情報収集の仕方、その情報から患者さんに何が起きているのかをアセスメントできるようにグループワークで事例の検討を行いました。 まず、せん妄のタイプを判別し、せん妄の原因「準備因子」「直接因子」「促進因子」をグループ毎に話し合いを行い、看護師としてどのようなケアができるのか、又、予防をしていくにはどのような対策を立てそれに沿ったケアを行っていけば良いのか等、それぞれの因子毎に各グループで発表を行いました。患者さんに対してのケアでのアセスメントの発表では同じ看護職ではありますが、事例の捉え方でケアへの考え方の違いがわかり「こんな考え方、やり方もあるのか」と驚かされたり、感心させられたり、考えさせられたりもしました。今回の事例は入院患者さんでしたが、外来通院されている患者さんに対するアセスメントにも役立てることができたらと思いました。 今回の研修で学んだ事を少しでも業務に活かし、より良いケアに繋げられるように取り組んでいけたらと思います。様々なケアへの意見が聞けて有意義な研修会となりました。 外来看護師 斉藤

  • 1
    12月

    2022.11.29 医療安全研修会に参加して

    今回の研修は、主にダブルチェックをしているにも関わらずインシデントが減らないという現状から、ダブルチェックの意味の再確認や、発表者の経験からインシデントの起きやすい事例紹介を交えた内容であった。 講義の中では、確認者の人数が二人より多くてもミスを防ぐ効果があまりないことを示すグラフがすごく印象に残った。リンゲルマン効果-社会的手抜きといわれる言葉は初めて聞いた。安心感などから責任感が低下するためにおこる効果で、自分も経験していることだと感じた。 講義はみな真剣に聞いており、発表者もとても聞き取りやすいテンポで話されていた。聞いて納得でき、すぐ実践できる内容であった。今後ダブルチェックはエラーをそこで食い止める目的があるのだとしっかり受け止め、ミスを減らせるように努めたい。 検査科 平川 由紀子

  • 14
    6月

    6月9日 院内感染研修会

    6月9日、花王プロフェッショナルサービス(株)協力のもと、院内感染研修会が行われました。今回のテーマは新型コロナウイルス感染症の動向と、新型コロナウイルス感染症対策でした。前回の院内感染研修会の頃と比較して、感染力が強いとされるオミクロン変異株の流行をはじめ、変化する新型コロナウイルス感染症を取り巻く状況について、わかりやすく解説していただきました。 感染症対策として、手指衛生やマスクの装着などの話もありました。すでに何度も言われている基本的なことではありますが、コロナ流行が長引いてくるとつい油断をしてしまいがちなので、改めて日々の業務で注意していきたいと思いました。また、普段なかなか聞けない医療用マスクの品質基準についての詳しい話もあり、当院の医療材料や消耗品の在庫管理をする立場としては大変参考になりました。市販のマスクは種類が多数あるため、当院採用時の判断において、品質基準についての知識も活用していきたいと思いました。 薬剤部 小西

  • 3
    5月

    第2回鈴木看護師の救急看護勉強会

    2022年5月19日に鈴木看護師を講師に、救急に関する第2回の勉強会が開催されました。 今回は、救急外来対応と記録に関して(緊急度と重症度、abcdefアプローチ、情報収集)の勉強会でした。 救急対応時、どうしても緊張や不安があり、思うように情報がとれなかったり記録に残せないなど、対応後に反省する事が多々ありました。 救急外来で症状から病態を予測し、緊急度が高いのか判断し、優先順位を決定し、観察・処置を行なうことの大切さ、緊急度を判断するために大事な一つの要素が第一印象である事を改めて学ぶ事ができました。今後、救急患者さん対応時は勉強会で吸収した事を取り入れ、対応していきたいと思います。 貴重な内容の勉強会を開催してくれた鈴木看護師ありがとうございました。3回目もある事を期待しています。 2022/5/20      外来看護師  難波