10月14日に、看護師・看護補助者を対象とした褥瘡研修会が開催されました。内容は、褥瘡発生のメカニズムと分類、褥瘡の予防策や治療方法についてでした。

研修の後半はグループワークを行い、実際の患者さんの事例を用いて今後考えられる皮膚トラブルやその対策を話し合いました。他のスタッフの意見を聞くことで、自分にはない視点に気がつくことができ様々な学びがありました。

褥瘡は数時間から1日で発生することもあると言われていますが、重症化すると治癒には長期間を要する場合も多くあります。そのため、褥瘡は予防が非常に大切であり患者さんに24時間関わりケアを行う看護師と看護補助者の役割は、とても大きいと改めて感じました。

当院では、褥瘡委員が中心となり褥瘡ハイリスク患者さんの計画立案や見直しを行ってくれています。患者さんの状態は日々変化するので、褥瘡委員以外のスタッフも褥瘡のリスクや対策の検討を行い、スタッフ間で情報共有やカンファレンスを行うことが大切だと思いました。今回の研修を今後の業務に活かしていきたいです。

病棟看護師  井上