7月18日に田中和子看護師による「エンゼルケア勉強会」が行われました。

今回の研修では、「最近の葬儀の形態と流れ」「死後の身体変化」「エンゼルケアの流れ」「セーフティセットプラス(死後処置用のセット)の使用方法」「グリーフケア」について学びました。田中看護師は外部の納棺師による研修を受けた経験があり、その技術や知識を交えた内容でした。

私たちは、亡くなった直後の患者さんと関わることが多いですが、葬儀の場面でどのようにお体が変化するのかは、なかなか知る機会がありません。今回、納棺師の技術に触れることができたのは、貴重な学びでした。利尻島には納棺師や湯灌・死化粧の専門職がいません。そのため、病院でのエンゼルケアでは、看護師が重要な役割を担っています。今回の研修で初めて知ることも多く、今後の実践に生かせる学びがたくさんありました。

ご家族の思いやグリーフケアにも心を配りながら、今後も看護部全体で、より良いエンゼルケアに取り組んでいきたいと思いました。

看護師 岡田