2026年1月22日、医療機器研修会が院内で行われました。

前半は、ペースメーカーなどの医療機器を取り扱う会社の担当の方から「ペースメーカー治療の概要と外来来支援サービス」について、後半は当院の臨床工学技士より「医療ガス取り扱い」についてお話がありました。

植込み型心臓電気デバイスには3種類あり、その1つであるペースメーカーは、徐脈(通常の脈拍数よりも脈が遅くなること)の治療器です。電気刺激によって心臓を動かし心拍を起こすもので、通常鎖骨の下に植え込まれる小さな医療機器です。徐脈による循環不全や心停止を防ぐことができ、徐脈を持つ患者さんの命を支える大事な機器です。
ペースメーカーは専用電池で作動しているため定期的な電池残量の点検が必要です。また患者さんの心臓の状態、全身の健康状態に合わせて、脈拍数や設定条件の細かな調整が必要となります。そのため当院でも年2回、ペースメーカー専門外来として循環器専門医が診療をしています。
現在は医療機器会社の担当者がペースメーカー外来に同席していますが、遠隔モニタリングシステムの導入することにより、担当者が天候不良などで来島できない場合でも、ペースメーカー外来の診療が行える体制をつくることができる、ということでした。

患者さん側も、診療の機会を逃すことがないためメリットも大きく、将来的な当院での導入に向けて、現在協議中ということでした。
医療ガス取扱い講習では、主な医療ガスの種類、酸素ガスの性質、圧力調整器・流量計の取り扱い方法、これまでに全国で発生したヒヤリハット事例(一般社団法人 日本産業・医療ガス協会からの提供事例)についてお話がありました。

酸素使用時の火気使用による引火爆発事故は、酸素使用中の当人や周囲の人の喫煙による事故事例もあり、病院内だけでなく、自宅や外出先などでも注意が必要です。

今回、医療機器についての学んだことを日頃の看護に役立てていきたいと思いました。

 

看護師 不破