8月7日、旭川医科大学医学部看護学科の山根由紀子教授を招き、摂食嚥下ケアの基本と応用~誰もがおいしく安全に食べるために~をテーマにした研修会が開催されました。今回の研修会は看護師だけでなく、コメディカルや院外からケアマネージャー・介護施設職員の参加もありました。
研修会は、摂食嚥下の基礎知識から食事介助、嚥下評価、訓練の方法など、演習を交えた内容でした。とても興味深く、すぐに実践に生かすことのできるケアばかりで、学びの深いものとなりました。
利尻島では高齢化が進んでおり、摂食嚥下機能が低下している方も多くいます。今回学んだケアは、言語療法士等の専門職が不在の中で看護師としてできることも多くあり、必要性も高いと感じました。最期まで口から食べる楽しみを維持できるように、今回の学びを生かしていきたいと思います。
また、今回のように院外のコメディカルとも一緒に学ぶことで、在宅や後方施設とも連携し、継続した嚥下ケアや訓練が出来るようにしていきたいです。
訪問看護師 梅藤祐加