11/28に切創防止の内容で院内感染講習会が開催されました。針刺し切創によりB型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスなどの病原体の感染リスクが生じ、受傷者の免疫状況によっては、それらの体内への侵入が起因となり、感染症が発症するおそれがあります。そのため、回避する対策と受傷した場合の感染防止行動が重要になります。回避する対策としては、鋭利物を扱う場面のルール作りや安全装置器材の導入などが上げられます。受傷後の対策としては、ワクチン接種率を高めることや受傷後行動を的確に行うために標準化することで、感染リスクを減らすことができます。今回の講習から改めて病院全体で具体的かつ的確な対策を取り決めて全職員に周知することが重要と感じました。
検査科 植村